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描画


計算機能に加えて、CindyScript の最も重要な特徴の一つは、幾何の図形からその位置情報を読み取ったり、直接描画できることです。この節では、描画について述べます。 CindyScript の幾何演算子によって、点や直線を簡単に描けます。ただし、これらの点や直線は、シンデレラの幾何オブジェクトではないということは言っておかなければなりません。これらの要素は、純粋に "装飾的" な目的にかなうもので、シンデレラの作図手順をそれらに適用することはできません。それでも、直接描画しにくい複雑なものを作りたいときにはとても役に立ちます。そのとき CindyScript ならば数行のコードで描けてしまいます。 特に、反復的な形のものを作るときは、CindyScript はとても便利です。また、関数のグラフを直接描くときは、CindyScript の高水準描画関数が使えます。

ここでは、次の話題を扱います。

  • オブジェクトの表現: 図形要素の外観をいかに表現するかは基本的なことなので、色や大きさ、透明度の取り扱いについて最初に述べます。
  • 描画関数の基礎: この節は、点と直線の基本的な描画のしかたについて述べます。
  • 関数プロット: 関数のプロットは高水準描画関数を使って簡単にできます。
  • 文字と表: 描画画面に文字でいろいろな説明文を書くことができます。
  • TeX記法: CindyScript でTeX記法が使えます.
  • 座標系: 最後に、局所的な座標系の変換の方法について説明します。たとえば、遠近法を用いた描画ができます。



Contributors to this page: Akira Iritani .
Page last modified on Tuesday 06 of March, 2012 [10:45:32 UTC] by Akira Iritani.

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